適性チェック
ここでは作業療法士向けの性格を有するかどうか、簡単な適性チェック方法を紹介します。以下の項目の中で、○が2個以下であれば少し考え直してみた方が良いかもしれません‥
1.人と交流するのが好きである。
2.勉強すること、新しい知識を身に付けるのが好き。
3.すぐに結果が出なくても辛抱強く待てる。
4.よく人から相談を受ける。
5.趣味がたくさんあり、色々なものに興味がある。
6.普段からわりと計画を立てるほうである。
7.よく人の様子を観察している。また客観的だと言われる。
8.ボランティアをした経験がある。また人の役に立つのが好きである。
9.精神的に強いと言われる。
10.あまり風邪を引かない。
11.周りの意見に合わせるよりは、自分で考えて主体的に行動する。
12.お金のためだけに仕事するのは嫌‥
13.柔軟な考え方が得意である。
いかがでしょうか?
1:リハビリはチーム医療が大切となり、患者やスタッフと密な交流を持つ必要があるからです。
2:作業療法の勉強は大変な上に医療は進歩するので、常に新しい情報を吸収する勉強が必要です。
3:リハビリはすぐに結果が出るものではないからです。
4:患者が打ち解けやすく、何でも相談できる雰囲気を作りやすいかどうか。
5・6・13:治療計画を立てるとき、より安定した、また面白い治療方法を思いつきやすいかどうか。
7:患者の様子を観察し、分析するのは作業療法の必須項目です。
8:医療・福祉は収入の割りに大変な仕事なので、人のためにがんばれる精神が必要となります。
9:医療や福祉は特にストレスが溜まりやすい職種。精神的にタフでないと体が持たない恐れも‥
10:同じく体力があり健康でないと、体がもたない上に最善の治療が行えない可能性もあります。
11:自分で問題点を考える力がないと、治療計画の立案などなかなか良いリハビリは行なえません。
12:国家資格ということで収入はわりと安定するほうですが、大儲けできる職種ではありません。仕事に「お金以外の何か」を求める考え方も必要です。
また、「作業=手先が器用な方が有利」と思われがちですが、作業療法士はあくまで作業を施す側なので、必ずしも手先が器用である必要はなく、作業を分析でき適切に患者に作業を施すことができればよいのです。
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