勉強の目的
勉強をする目的はもちろん知識を身につけるためですが、より大切なのはその後の仕事・生き方の幅、可能性を広げるためだということです。普通の会社に行こうとすれば、最悪、国語と数学さえできれば後はなんとかなります。しかし、医者にはなれない可能性が高いです。地質調査もできないし、科学者にもなれないでしょう。可能性が狭まるのです。これはスポーツなど趣味の分野でも一緒で、各種の経験や特定の科目の勉強しなければ、将来それに関連する職業に対する興味を持つ可能性が減る(やりたいことが減る)のです。
興味=勉強の基盤
何事でもそうですが、全く興味がないものは苦痛でしかなく、発展しないのが普通です。そして興味がある事柄と同等の成果を出すのに、必要以上に疲れます。疲れるとますます興味がなくなる・苦手意識が芽生える悪循環‥そこで勉強が嫌と嘆くよりは、無理にでも各学問の意味・目的を自分なりに設定し、興味を持つことが大切なのです。勉強は興味・目的意識を持つと持たないとでは、持つほうが主体性・やる気・積極性・脳の活性レベルが向上し、受動的な勉強よりも明らかに効率的で成果も出ます。強勢された事柄を覚える(忘れる)のと、趣味に関する事柄を覚える(忘れる)速度が同じな人は少ないはずです。
例1:友人や好きな漫画の登場人物名と、世界史の教科書に登場する人の名前。
例2:好きな歌手の歌う曲名と嫌々覚える英語の単語暗記。
興味を持つこと・内容を好きになることも、立派な勉強の技術なのです。どうせなら楽しく、興味を持って勉強しましょう♪勉強に限らず、世の中のあらゆることに興味を持つようにすれば、その可能性は明らかに広がります。興味・目的は勉強の基盤。その上に知識や努力が積み重なるのです。具体的に興味をもつ方法は10章にて断続的に紹介していきます♪
例:好きなことと無理やり結びつける。
好きな歌の中から、英単語帳で出てくる英語が使われている歌詞を探すなど。
⇒1-2.勉強は時間ではなく「効率」を重視。
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〜おまけ〜
⇒個人的な勉強をする目的の例